立春でもまだまだ寒い理由…寒気と気圧と日照時間の三角関係(笑)

2022年2月3日の今日は節分、明日はいよいよ立春。つまり「春」!暦の上では(笑)

さて、二十四節気では春なのに、日本の実際の気候は冬なのか…日照時間も増えつつあるのに何故に寒いの?

答えは「気圧」の差。

極付近とその周辺の気圧の差の大小によって寒気の動きが変わる。

もしも立春の時期の気圧差が大きければ、ジェット気流が強くなり、寒気は南下しづらくなるので春は早くなる。しかし、通常は極と周辺の気圧差が小さいためにジェット気流が弱く、寒気は南下しやすい状態なので寒さが続くといった仕組み。日照時間が多少増えても大地を十分に暖めるほどではないので、日照時間より少し遅れてやって来る。だから二十四節気と実際の気候には多少のズレが生じることとなる。

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