日本人がお行儀よく振る舞えるのは、学校で〇〇しているから?!
諸外国に比べ、日本人は街を歩くのにも通行区分を守ったり、順番通りに並んだり…と、お行儀よく行動できる人が多い。
その理由の1つとして…一説によると、学校教育で給食の配膳係を経験させるからだと言われている。
もちろん、食事を受け取るときは列を作って並ぶことも教えられているが、ただ並んで受け取るだけではなく、当番でそれぞれの児童が配膳する側になって作業をするという経験を通じて、全体の中で円滑に配膳することは、並んでいる側がお行儀よくしてくれる方が流れがよくなることを身をもって学べるからなのだろう。
幼少期の教育に於いて、提供する側・受ける側の両方を経験させることによって、思いやりや纏まりの大切さを理解させるのに役立っているようだ。
このことから「〇〇ごっこ」や「おままごと」のような体験学習の効果は、大きいものと言えそうだ。
教育には個性の尊重が重要だが、必要に応じて秩序ある行動をとれるための教育も大切だ。個性が必要のないところでは、お行儀よくすることで、ことの全体が円滑に流れることも多いので。