マスクの正しい選び方
新型コロナウイルス対策として有効であるといわれる”マスク”。
まずは他人にうつさないということが重要であるという意味合いですので、この期に及んでマスクをしないで出歩く方は極めて少数派と言えます。
他人のためにすることが自分のためになるのがマスクの着用なのです。
様々な大学の研究やスーパーコンピュータ富嶽の計算によって明らかになったマスクの素材による効果の違い…
そのマスクの素材によって期待されている最大の効果が全く違うということにはご注意いただきたいと思います。
筆者自身が様々な雑誌やネット記事を読み漁り、辿り着いた中で妥当だと思われる情報をご紹介します。
マスクに期待される飛沫防止効果と自分が吸い込むのを防ぐ効果は比例するもので、簡単に言えば、息のしずらいものほど飛沫・吸入防止効果が高いといえるようです。防止効果の高い順に並べると…
- 1…不織布マスク
- 2…布マスク
- 3…ウレタンマスク
- 4…フェイスシールド
- 5…マウスシールド
特に、4位と5位のシールド類は細かい飛沫のエアロゾルを防ぐ効果はほとんどないということなので、それらを生産している企業には申し訳ないですが、シールドを使う価値は無いと言えそうです。
他方、1位の不織布マスクについては医療用であればかなりの防止効果が期待できるのですが、製品によっては効果のないものもあるそうなので、絶対に不織布マスクが良いとは言い切れないでしょう。
かといって我々素人には判別出来ないので、少し高めの医療用を購入するのが無難かと思います。
布マスクは不織布マスクよりはやや劣るものの、飛沫・吸入防止効果は十分高いので、密になるような場所に行かなければならない時は医療用の不織布マスク、それ以外であれば布マスクが良いようです。
ちなみデザインにオシャレなものが多く、息のしやすいウレタンマスクは、息がしやすいだけに空気の通る穴が大き過ぎて、マスクとしての効果は余り期待できないようです。
結論。筆者自身は医療用不織布マスクと布マスクを使い分けするようにしています。