集団免疫を獲得するには…何が正しいかの情報分別
筆者は雑誌「ナショナル ジオグラフィック日本版」を愛読していますが、新型コロナウイルスに関する特集が組まれていたので読んでみました。
このナショジオ記事によると、専門家の話では「集団免疫」の獲得には70%の人々がウイルスに感染して回復するか、ワクチンを接種するかのどちらかの条件達成が必要とのこと。
ただし、ここで言うワクチンの接種とは、ウイルスに対して有効だった場合の話で、その有効性が50%だと7割の50%だから全体の35%にしかならず、全体で70%という条件には全くもって満たないということになります。
ワクチン接種の場合、そのワクチンの有効性の程度が重要となるのです。
そういった意味では、現時点ではワクチンの有効性は不明なので、たとえ100の人々が接種を完了したとしても、集団免疫が獲得出来るか否かは分からないのです。それでも接種しないよりはした方が良いのだと筆者自身は考えています。
確かに副作用の危惧もありますが、筆者はワクチンの有効性の可能性に掛けてみたい派です。
世の中には様々な新型コロナウイルス関連の情報が溢れています。
不確かであったり、デマであったり、希望的観測であったり、根拠のないものであったり…自分としては、間違った情報に惑わされぬよう、可能な限り根拠の確かな情報を仕入れて日々の生活に活かしていければと考えています。