お寺にて、お墓と人の今と昔

酷暑の夏から突然、晩秋になった今年の秋。

私は世田谷区の某所を散策していた。

とあるお寺の前を通ると、落ち葉拾いをしている年配の男性が。

「大変ですね!」と話しかけてみた。

すると、男性曰く…

この時期は、いくら掃除をしても後からあとから落ち葉が増えていく。早く冬になって欲しい…とのこと。一人で境内をキレイにするのは大変そうだ。

続けてお寺での昔の話を聞かせてくれた。

今も昔も、お彼岸の時期は、お墓の掃除が大変だとのこと。お供えの花やお菓子や果物、缶ビールなどの片付けでテンテコマイなのだそう。

それでも、今から30年ぐらい前までは、ホームレスがお供え物を持っていってくれたりしていたので、少しは楽だったとかww(きっと冗談)

ただ、カラスが食い荒らすのは困りものだったみたいだ…が、どういう訳か実は最近、ホームレスもカラスもすっかり来なくなったそう。

人もカラスも時代とともに移ろうものなのだろうか…。

そして、

その男性と、そんな世間話をしながら、私は昭和の時代に思いを馳せた。

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