語学上達の方法は、聞くだけでは駄目!自分で発音出来なければ聞き取れない。
小生の経験では、中学、高校は文法中心の授業。大学に入ったら授業よりも洋楽の歌詞を覚えることで少しだけ英語が身近になった。
就職すると、仕事の関係で否応なく英会話が必要となり、身振り手振りを交えながら悪戦苦闘…気づいたら何となく話せるようになっていたww
文科省ホームページの母語人口表によれば…
中国語 約8.85億人
英語 約4.00億人
スペイン語 約3.32億人
どんな国の言葉でも、その国に生まれ育ったならば誰でも話すことが出来る。
だから人は誰でも言語を習得することができるはず…
だが、何故か日本人は外国語での会話が苦手。たとえ東大を卒業していても話せない人は話せない。特に昭和生まれは。
何故、話せないのか?その理由は明確で、昭和の英語教育は活字の勉強だったから!
つまり、会話ではなくペーパーテストに重点が置かれていたからに他ならない。
学校の授業では、英語を話さない。会話をしない。だから耳と口が慣れない。
以前、「スピードラーニング」という英語教材が存在したが、それが人気だったのは毎日聞き続けて「慣れる」といった学習方法だったので、効果が高かったから。
ただ、付け加えると、聞いているだけでは語学は上達しない。聞いたことが発音出来なければ、実際の会話では聞き取れないものだ。
子どもを育てた経験のある人なら分かると思うが、子どもが成長する過程で、耳から入ってきた言葉を「真似て」発音するようになっていって徐々に話が出来るようになってゆくもの。
ある日突然に話をし始める訳ではない。そこがポイント!
子どもが言葉を覚えるのと同じ様に、英語でもスペイン語でも、聞いたことをオウム返しに発音することで言葉に慣れてゆくことが大切。
使える語学の習得は「聞いて真似る」こと。それこそが王道!