置き傘

雨の日は自分自身、気が滅入る方なので、何か楽しみを見つけて雨を楽しめるように自分を仕向けている。

その方策の1つが、自分自身の遥か昔の思い出を回想すること。

たとえば、自分が小学生の頃、雨の日に使う傘は2本必要だった。

雨の日に家からさす傘と、学校に常備する「置き傘」だ。

梅雨の時期は、朝から雨の日も多いので、置き傘の出番はかえって少なかったりした。

それでいて、下校時に雨が止むと、傘を持って帰るのを忘れて学校に傘が2本となり、母親に叱られたりしたものだ。

黄色い帽子に黄色い長靴、黄色い傘、ランドセルには黄色のビニールカバー…それが自分の格好だったなんて信じられない(笑)…自分にも子どもだった時代があったのだ…まぁ、当然のことだが。

2021年の東京。梅雨入りは平年より7日遅いが、九州などの西側の地域は例年より20日程度早く、既に雨降りが続いている。

空梅雨で都市の水不足や農作物が育たないのも困るので、自然災害が起きない程度の適度さで降って欲しいものだ。

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